種子島で初サーフィン

してるんだろうか。

「幾つか聞きたいことや教えて欲しいことがあるんだ。それだけ」

「その後は用済み、というわけか」ピューマ サンバ

「え?まさか。用は無いけどそっちが思ってるみたいにはしないよ。お帰り頂くだけ」

僕の言葉にリッチは相当に動揺した顔をする。……顔っても髑髏だ。目の光り具合とか閉じられた口が開いてるとこで判断してるだけ。

「お前達の本拠地に連れてきた我を解放するつもりか!?」

「そ。身の安全は保証されたことだし、話に入ろうか」

横目に机とテーブルを見てリッチを促す。

僕が腰を下ろし、彼に着席を勧める。巴と澪は立って僕の両脇に控えている。

「まず自己紹介からですかね。僕は深澄真。こちらの呼び方に合わせるならマコト=ミスミ。で、こちらの蒼い髪の方が巴、黒い方は澪。二人は僕の連れだね。お供、でも良いけど」

苦笑混じりながら説明する。

「こちらの呼び方に合わせるなら、とは?」

「それは後々。そちらの番です」

彼の発言を手で促す。

「見ての通りリッチだ」

簡潔に己の種族を明かすアンデッド。いや、それはもう知ってるし。

「ではなく。貴方自身の名を教えてもらいたいんだけど」

「名など無い。我はリッチ、それだけだ。人であった頃の記憶はもう覚えておらぬし、記憶にあったとしても、その名はもう我が名乗るものでもない」

リッチになるっていうのはそういうことなのか?知り合いにいないから全くわからない。身内がリッチになりました~ってのはあんまり良い事ではないだろうし、こいつもファミリーネームを名乗りたくないとかかな?

「なるほど、じゃリッチさんでいいですね。失礼ですが男性ですか?女性ですか?僕、骨から性別の判別できないんですよ」

「いや、リッチで良い。さん付けは不要だ。君は勝者なのだから我に遠慮は要らない。それから我は男だよ、気付かなかったのかね」

「ええ、どちらか気になってて。そっか。ではリッチ、早速なんだけど」

「マコト殿といったか。我に発言の権利はないと思うが一つ、良いだろうか?」

「……どうぞ」puma 野球

自分は虜囚であると自覚しているけど、ってことか。何を言い出すんだろうね。

「答えられる内容であれば、で構わない。そちらの質問に応える毎に我にも一つ質問をさせてもらえまいか」

言えることならと前置きしてくれているなら断ることもないか。

「いいよ」

「感謝する」

「ではまず一つ目。どうして森鬼の村にいたんです?」

「我の研究の為。人の変質によりグラントに至る可能性を見出した我は森鬼の失われた能力を掘り起こし、その研究をする為に彼らの個体の一つに潜んだ」

人を変質させる森鬼の能力。じゃああの変態師匠の能力はこいつが呼び起こしたのか。

巴が目を細めて小さく、ほぅと感嘆するのが聞こえた。

「グラントとは?」

「我の質問の番だが、良い。答えよう。我は許可を貰い質問を許された身だからな。グラントとはヒューマンの上位種のこと。全てに於いてヒューマンを凌駕する存在とされている。我はグラントに至る道を求めている」

なるほど。よくわからないけど、この世界にはヒューマンの他にグラントという似た存在もいる、のか?でもそういう関係って完全な支配関係か、さもないとかなり酷い戦争状態になりそうだけど。

この世界で魔族と争うヒューマンのことは聞くけど、ヒューマンとグラントの争いは聞かないな。

「グラントになりたい訳も興味はありますけど、先に貴方の聞きたいことをどうぞ?」

彼の態度に影響されてか、自然と丁寧な言葉で彼との会話を続ける。

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by io6lklw | 2013-09-12 16:55

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